2018年9月17日 20:22 | 無料公開
松山政司氏
【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)の年次総会が17日、ウィーンで始まった。内閣府の松山政司特命担当相は演説で日本の原子力政策を説明、「プルサーマルを着実に実施、プルトニウムの利用および管理の透明性を高める」として、日本が大量に保有するプルトニウムの削減に努めると強調した。
松山氏は、7月に改定したエネルギー基本計画などに言及。原発への依存度を下げる一方で再稼働を推進し、新型炉の開発も進め、プルトニウムとウランの混合酸化物(MOX)燃料を通常の原発で燃やすプルサーマル発電も行うと述べた。