経産省1兆4千億円要求へ AI活用や水素社会推進

 経済産業省が2019年度予算の概算要求を、18年度当初予算比で約10%増となる1兆4千億円規模とする方針を固めたことが21日、分かった。人工知能(AI)や空飛ぶ車で世界を主導するため、先端技術の研究開発の予算を増額。中小企業の生産性向上を推進する。水素を軸とした新しいエネルギー社会の実現も目指す。

 要求額はエネルギー対策特別会計を含む。19年度予算の柱として、異業種が持つ技術やデータを活用し、革新的なビジネスを展開する企業の活動支援を位置付けた。


  • LINEで送る