東京円、110円台後半 

 週明け20日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台後半で取引された。

 午後5時現在は、前週末比09銭円高ドル安の1ドル=110円61〜62銭。ユーロは25銭円安ユーロ高の1ユーロ=126円32〜36銭。

 朝方は、トルコ情勢の先行き懸念から比較的安全な通貨とされる円が買われた。その後は米国と中国の貿易協議が進展するとの期待や、中国などのアジア株が総じて底堅かったことを支えに、ドルが買い戻された。

 米中協議は22日から開かれると報じられており、市場では様子見ムードも強く「派手な取引ができない」(外為ディーラー)との声が出た。


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