未払い残業代求め審判申し立て エステ店の元従業員2人

 首都圏でエステ店を展開する「スイート・ピア」(東京都渋谷区)に勤めていた元従業員の20代の女性2人が20日、未払い残業代など計約500万円の支払いを求め、東京地裁に労働審判を申し立てた。同日、2人が加入する労働組合「エステ・ユニオン」が記者会見し明らかにした。

 エステ・ユニオンによると、月の残業は「過労死ライン」に相当する約80時間に及ぶこともあったが、支払われたのは基本給に技術手当や達成手当だけで、残業代は出なかったとしている。

 スイート・ピアの担当者は「申し立ての詳細が分からず現時点ではコメントできない」としている。


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