強い台風19号、父島南西に停滞 勢力強め九州奄美接近も

台風19号の5日先予想進路(18日21時現在)

 強い台風19号は19日、東京都・小笠原諸島の父島から南西の太平洋上で、ほぼ停滞した。周辺海域は風雨が強まりしける見通しで、気象庁は警戒を呼び掛けている。今後は勢力を強め、九州や奄美付近に接近する恐れがある。

 気象庁によると、台風19号は19日午前0時現在、父島から南西約340キロでほぼ停滞。中心気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートル。中心から北西150キロと南東110キロ以内が風速25メートル以上の暴風域。中心から北側460キロ以内と南側330キロ以内が風速15メートル以上の強風域となった。


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