2018年8月16日 17:51 | 無料公開
高架橋の崩落現場で、続けられる救助活動=15日、イタリア北部ジェノバ(AP=共同)
【ローマ共同】イタリア北部ジェノバで高速道路の高架橋が崩落し多数の死傷者が出たことに関し、地元の専門家らが橋の構造に問題がある恐れを指摘、事故を予見し建て直しを提言していたことが16日分かった。またイタリアには老朽化が進み崩落の危険がある橋などが約3万カ所あることも判明した。地元メディアが報じた。
事故が起きた「モランディ橋」は1967年に建設されたが、90年代から繰り返し補強工事を実施しており、構造に欠陥があるためではないかとささやかれてきた。