独、「第三の性」を閣議決定 出生届に項目追加

 【ベルリン共同】ドイツのメルケル政権は15日、身体的特徴から男女の区別が難しい「インターセックス」の新生児のために出生届の性別欄に項目を追加、男女以外の「第三の性」を認める改正法案を閣議決定した。連邦憲法裁判所が昨年、政府に「第三の性」を認めるための法改正を命じたことを受けた措置。

 これまでは男女の別を選択するか、性別を記載しない方法しかなかったが、改正法が成立すれば該当する項目の選択が可能になる。


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