ロヒンギャでスー・チー氏と会談 迫害を調査する独立委メンバー

大島賢三・元国連大使(左)と握手するミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相=15日、ネピドー(共同)

 【ネピドー共同】ミャンマーのイスラム教徒少数民族ロヒンギャへの迫害を調査する大島賢三・元国連大使ら独立委員会メンバーが15日、首都ネピドーで、7月末の委員会設置後に初めてアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相と会談した。

 スー・チー氏はミャンマー外務省で大島氏に「来てくださってありがとう」と笑顔を見せ、握手を交わした。会談は非公開で行い、1時間ほどで終わった。内容は不明。

 会談したのは、委員会のメンバー4人全員で、大島氏のほか、議長のフィリピンのロサリオ・マナロ元外務副大臣とミャンマー人の元憲法裁判所長官、国連児童基金(ユニセフ)元職員。


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