東証、午前終値は2万2270円 トルコリラ安警戒で反落

 15日午前の東京株式市場は、トルコの通貨リラ安の動向を警戒した売り注文が優勢となり、日経平均株価(225種)は反落した。前日に500円近く急伸した反動から当面の利益を確定する売りも入り、下げ幅は一時100円を超えた。

 午前終値は前日終値比85円18銭安の2万2270円90銭。東証株価指数(TOPIX)は7・32ポイント安の1703・63。

 外国為替市場で前週末からリラの大幅な下落が続いた動きは一服したものの、新興国の通貨安を招くなど世界経済への影響が広がった。東京株式市場ではトルコ情勢が引き続き懸念され、利益確定売りが膨らんだ。


  • LINEで送る