ピーチ機、関空で立ち往生 仙台発、けが人なし

 13日午後8時15分ごろ、仙台発関西行きの格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーション138便エアバスA320が関西空港に着陸後、前輪の向きを変えられない状態になり、けん引車で駐機場に移動した。乗客乗員計179人にけがはなく、油漏れも確認されなかった。

 国土交通省によると、離陸約40分後の午後7時35分ごろ、中部空港の南東約20キロを飛行中、三つある油圧系統のうち、前輪のステアリングに関わる系統の油圧低下を操縦室の計器が示した。着陸後、B滑走路上に停止し、駐機場に移動するまでの約20分間、B滑走路は閉鎖された。


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