2018年7月21日 12:09 | 無料公開
国際体操連盟の渡辺守成会長
【ローザンヌ(スイス)共同】国際オリンピック委員会(IOC)の新委員候補に選ばれ、10月のIOC総会で就任の見通しとなった国際体操連盟(FIG)の渡辺守成会長(59)が20日、スイスのローザンヌで取材に応じ「正式に決定したら、体操だけでなく全てのスポーツに責任範囲が広がる。うれしさよりも重責を担う思いの方が強い」と心境を語った。
2017年1月のFIG会長就任後は、パワハラやセクハラ対策としてFIGから独立した通報窓口設置などに取り組んできた。IOCが注目する若者に人気の都市型スポーツを集めた国際大会を広島に招致し、成功に導いた手腕も高く評価された。