2018年7月20日 23:14 | 無料公開
カジノを含む統合型リゾート施設整備法の投票で、主張を書いた紙を掲げる自由党の山本共同代表(中央)ら=20日午後、参院本会議場
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備法が採決された20日の参院本会議で、同法の成立に反対する自由党の山本太郎、森裕子、参院会派「沖縄の風」の糸数慶子3氏が、演壇で垂れ幕を掲げる一幕があった。
採決で記名投票をする際、3氏は他の議員が投票を終えた後に登壇。垂れ幕には「カジノより被災者を助けて」「カジノより学校にエアコンを」と書かれていた。議員席に向かって「売国法案反対」と叫んだ。
伊達忠一参院議長が「議場の秩序を乱し、議院の品位を傷つける行為と認めざるを得ない」と注意。3氏は垂れ幕を収めた。