2018年7月20日 21:11 | 無料公開
警視庁は20日、今月28日に東京都台東区と墨田区で開催される隅田川花火大会の会場で、見物客を撮影し、不審人物や置き去りにされた荷物の検出システムの導入に向けた実験を行うと明らかにした。
警視庁は本年度からパナソニックに委託し、人工知能(AI)を利用した不審者検知システムの開発を進めており、実験はこの取り組みの一環。今回は、警察車両に設置したカメラから群衆を撮影し、個別の人物を見分けられるかどうかをテストする。
警視庁は実験結果を検証し、2020年東京五輪・パラリンピックではAIを使ったシステムの本格導入を図りたい考えだ。