被災地で工場、店舗の復旧進む 全面稼働にはなお時間も

広島県のマツダ本社工場

 西日本豪雨の影響で工場や店舗の休業などを余儀なくされた企業は手探りで復旧を進め、19日までに自動車や電機メーカーが相次いで被災地の工場の操業を再開した。物流の混乱やコンビニなどの休業も徐々に解消に向かっている。一方、各地で甚大な被害が出てから20日で2週間だが全面稼働や再開の見通しの立たない工場や店舗も残り、なお影響が続いている。

 マツダは広島県の本社工場と山口県の防府工場で7日に操業を休止。12日に再開したが、本社工場は日中しか操業できず、ようやく23日から夜勤も再開できるところまでこぎ着けた。


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