2018年7月19日 18:32 | 無料公開
米情報セキュリティー会社「ファイア・アイ」は19日、ロシア政府が支援しているとみられるハッカー集団「サンドワームチーム」が5月初旬に、日本の複数の物流企業に対し、サイバー攻撃を仕掛けていたとする分析を発表した。企業名や攻撃が成功したかどうかなどは明らかにしていない。
ファイア・アイによると、ロシア傘下のハッカー集団による日本攻撃が明確になったのは初めて。このハッカー集団は、主にウクライナに挑発的な攻撃を繰り返しており、これまでに電力供給が停止する事態も起きている。近年は、攻撃対象を米国やほかの欧州諸国にも広げているという。