ミャンマー英雄の追悼式典 アウン・サン将軍の命日

アウン・サン将軍を祭る「殉難者廟」を訪れたアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相(左)=19日、ミャンマー・ヤンゴン(共同)

 【ヤンゴン共同】ミャンマー独立の英雄アウン・サン将軍(1915〜47年)が政敵に暗殺された命日の19日、最大都市ヤンゴンで追悼式典が開かれた。将軍の娘アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相が献花し、ミン・アウン・フライン国軍総司令官や政府幹部らが黙とうをささげた。

 式典が行われた「殉難者廟」の周りには、アウン・サン将軍を描いたはちまきを巻いた市民が大勢集まり、市内では、暗殺時刻とされる午前10時37分に自動車が警笛を鳴らした。

 スー・チー氏は19日付の国営紙のインタビューで「団結した国を目指す姿勢は父と同じだが、時代や状況に応じて対処は異なる」と述べた。


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