新国立競技場の屋根高々と 建設工事は「順調」、祭典の中心

報道陣に公開された、2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場の建設現場=18日、東京都新宿区(魚眼レンズ使用)

 2020年東京五輪・パラリンピックまで2年余りとなる中、日本スポーツ振興センター(JSC)は18日、メインスタジアムとなる新国立競技場の建設工事現場を報道陣に公開した。目玉となる国産木材を用いた屋根は、一部が完成時の建物の高さとなる地上約50メートル地点に設置され、祭典の中心の形が見えてきた。

 JSCは来年11月の完成後、名称を旧競技場と同じ「国立競技場」として運営する方針を明らかにした。工事の進行は現在4割程度で、JSCは「順調に進んでいる」としている。

 開閉会式や陸上競技の会場となるスタジアムの整備は16年12月の着工後、急ピッチで進められている。


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