時間外勤務の7割が部活指導 富山で過労死認定の教諭

 長時間労働による過労で病死したと地方公務員災害補償基金富山県支部が認定した教諭について、県教職員組合は17日、教諭は県内の中学校に勤務していた40代男性で、発症前2カ月間の時間外勤務計約246時間のうち、約7割が部活動指導だったと明らかにした。

 県教組によると、男性は2016年7月、自宅でくも膜下出血を発症し、2週間後に死亡した。県支部が認めた時間外勤務は発症直前1カ月で約118時間、2カ月前は128時間。時間外勤務のうち、部活指導は1カ月前で約79時間、2カ月前は約100時間だったという。


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