南北の離散家族再会へ赤十字会談 北朝鮮・金剛山で

22日、北朝鮮で開かれる南北赤十字会談に出発する前、韓国北東部・高城の南北出入事務所で記者団の取材に応じる朴庚緒・大韓赤十字社会長(右)(聯合=共同)

 【ソウル共同】韓国と北朝鮮は22日、離散家族再会事業のための赤十字会談を北朝鮮・金剛山で開いた。4月の南北首脳会談で、8月15日前後の離散家族再会実施で合意しており、具体的な時期や規模を詰められるかが焦点。

 朝鮮戦争(1950〜53年)などで生き別れた離散家族の再会事業は2015年10月に行われた後、北朝鮮の核実験などで南北関係が悪化し実現していない。離散家族の多くが高齢化し、早期再開が期待されている。

 韓国の首席代表は朴庚緒・大韓赤十字社会長が務める。


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