児童生徒1人死亡、21人けが 大阪府北部地震で文科省調べ

 文部科学省は19日、大阪府北部地震による午後2時現在の学校関係の被害状況を公表した。大阪府高槻市立寿栄小学校で倒壊したブロック塀に挟まれた女子児童が亡くなり、府内の小中高校の児童生徒や専門学校生計21人が軽傷を負った。校舎など施設に被害が出た国公私立の小中高校や大学、幼稚園などは近畿の5府県で計641校に上った。

 文科省によると、大阪府の公立と私立の小学校で計9人、中学校と高校、専門学校でそれぞれ4人がけがをした。転倒して擦り傷を負うケースが多かった。

 このほかに、大阪大学医学部付属病院でもスタッフや患者計3人が軽傷を負った。


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