メルカリ上場、好スタート 初日終値5300円

東証マザーズに上場し、セレモニーで鐘を打つメルカリの山田進太郎会長兼CEO=19日午後、東京・日本橋兜町の東京証券取引所

 フリーマーケットアプリを手掛けるメルカリ(東京)は19日、東京証券取引所の新興市場マザーズに株式を上場し、5300円の株価で初日の取引を終えた。企業価値を表す時価総額は一時8千億円を超え、事業拡大への期待を追い風に投資家から買い注文を集める好スタートを切った。

 午前に付けた初値は5千円。上場に先立ち証券会社を通じて個人投資家らに販売した公開価格の3千円を6割以上も上回り、その後も高値で推移した。

 創業者の山田進太郎会長兼最高経営責任者(CEO)は同日夕に会見し、今後の事業戦略を語る。これに先立ち東証内で上場セレモニーに出席し、記念の鐘を打ち鳴らした。


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