五輪マスコット名の最終候補決定 7月に東京都内で発表

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は28日、大会マスコットの名前を決める審査会を開き、五輪とパラリンピックそれぞれの最終候補を決めた。12人の委員の投票で、8案について1〜8位の順位を付けた。国際オリンピック委員会(IOC)の法務部門が行う国際商標調査をクリアすれば、そのまま1位が採用される。問題があれば、2位以下が繰り上がる。五輪の開幕2年前に合わせ、7月下旬に東京都内で行うお披露目イベントで発表する。

 4月の審査会では各10案まで絞り込みを実施。外国語で公序良俗に反する表現ではないかのチェックや、国内の商標調査を行った結果、五輪、パラリンピックともそれぞれ2案が除外された。当初、五輪とパラリンピックの候補をそれぞれ三つまで絞り込んでから商標調査にかける予定だったが、選考方法を変えた。


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