搬出候補地の沖縄県外住民が集会 「辺野古へ土砂送らない」

沖縄県名護市辺野古の埋め立て工事に必要な土砂の搬出反対を訴え、気勢を上げる集会参加者=27日午後、沖縄県沖縄市

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設を巡り、埋め立て工事に必要な土砂の搬出候補地となっている県外の市民団体が27日、沖縄県沖縄市で集会を開き、「戦争に使う土砂は一粒もない」と搬出反対を訴えた。搬出土砂のチェック体制や、移設に反対する沖縄県と各県の連携に向けた働き掛けを強めていく方針。

 国側が2013年に県に提出した埋め立て申請書で、搬出候補地とされた6県の市民団体などでつくる「辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会」が主催。集会には長崎を除く香川、山口、福岡、熊本、鹿児島から参加し、活動を報告した。


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