小さな村サミットが共同宣言 「魅力を広く発信」

「小さな村g7サミット」で共同宣言採択後、記念撮影する7村長=26日午後、北海道音威子府村

 人口の少ない全国各地の7村が集まり地域振興について話し合う「小さな村g7サミット」は26日、北海道音威子府村で2日目が開かれ「魅力を広く発信、発展していく」とした共同宣言を採択した。

 今年のテーマは「小さな村でできる教育」。共同宣言に先立ち、村立の北海道おといねっぷ美術工芸高元校長の石塚耕一東海大教授が講演した。

 同高は、かつて入学者が6人まで落ち込んだが、工芸専門の教員の採用や海外研修などに取り組んで注目され、全国から入学希望者が集まった。現在は全3学年で計約120人が学んでいる。


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