関学大、捜査機関で真相究明を 日大と定期戦中止

記者会見する関西学院大アメリカンフットボール部の鳥内秀晃監督(右)と小野宏ディレクター=26日午後、兵庫県西宮市

 日本大アメリカンフットボール選手による悪質な反則で負傷者を出した関西学院大が26日、兵庫県西宮市内で記者会見を開き、24日に日大から受け取った再回答書に対して「多くの矛盾が存在し、真実とは到底認識できない」と非難した。関学大の小野宏ディレクター(57)は「最終的には捜査機関の捜査によって真相が究明されることを強く希望する」と求めた。日大との定期戦は当面、取りやめると発表した。

 負傷した選手の父親も会見し、「被害届を取り下げるわけにはいかない」とした上で、悪質なタックルをした選手については寛大な処分を求める嘆願書を集めることを明らかにした。


  • LINEで送る