自民、防衛大綱提言を了承 敵基地反撃能力を要請

 自民党の安全保障調査会は25日、国防部会との合同会議を党本部で開き、政府が年末の決定を目指す新たな防衛力整備の指針「防衛計画の大綱」と中期防衛力整備計画(中期防)に向けた提言を了承した。F35B最新鋭ステルス戦闘機取得や、敵基地反撃能力の保有検討の要請が柱。地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の早期整備を含めたミサイル防衛強化や、サイバー空間の効果的な防衛のため「サイバー攻撃能力」の検討も求めた。

 大綱への反映を目指し、月内にも安倍晋三首相に提出する。


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