個人情報3万5千件を紛失 大阪府守口市の消防組合

個人情報を紛失した問題で、謝罪する大阪府守口市門真市消防組合の池邨行宏・同組合消防本部次長(左)ら=25日午後、守口市

 大阪府守口市門真市消防組合は25日、約3万5千件の個人情報などが入ったパソコンの外付け記憶装置を紛失したとして、同組合消防長(58)を戒告、門真消防署長(59)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とした。

 同組合によると、装置には2010年10月以降の情報が入っており、救急搬送された人の住所や氏名、既往症のほか、火災のあった家の住所などの個人情報が最大で約3万5千件含まれていた。

 4月3〜5日に門真消防署出張所の引っ越し作業中に職員が誤って廃棄したとみられる。同23日に組合本部の指摘で紛失が発覚した。


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