東証小幅に反発、終値13円高 円高ドル安が一服

 25日の東京株式市場は小幅に反発した。日経平均株価(225種)終値は前日比13円78銭高の2万2450円79銭。トランプ米大統領が米朝首脳会談の中止を発表したものの、外国為替相場の円高ドル安が一服。化学株など内需関連銘柄が値を上げ、小幅高で取引を終えた。

 東証株価指数(TOPIX)は3・95ポイント安の1771・70。出来高は約13億3300万株。

 朝方は米朝会談の中止で地政学リスクが高まるとの警戒感や、トランプ米政権が自動車輸入制限の検討に入ったことなどを受けて売られ、下げ幅は一時100円を超えた。


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