2018年5月23日 05:23 | 無料公開
ニューヨーク証券取引所のトレーダーたち=22日(AP=共同)
【ニューヨーク共同】22日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は北朝鮮情勢の緊迫化に対する警戒感などを背景に3営業日ぶりに反落し、前日比178・88ドル安の2万4834・41ドルで取引を終えた。
トランプ米大統領が22日、6月に予定される米朝首脳会談を見送る可能性に言及。米中による貿易交渉にも満足していないと発言したと伝わり、投資家がリスクを避ける姿勢を強め、売り注文が膨らんだ。
前日の上げ幅が300ドル近くに達したため、当面の利益を確定させるための売りも出た。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は15・58ポイント安の7378・46だった。