東証、午前終値は2万3千円 国内政治情勢が重荷

東京証券取引所=東京・日本橋兜町

 22日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は、2万3000円を挟む水準で一進一退の動きとなった。前日の欧米株高を好感する買い注文の一方、国内政治情勢が重荷となった。

 午前終値は前日終値比1円65銭安の2万3000円72銭。東証株価指数(TOPIX)は3・59ポイント安の1810・16。

 米中貿易戦争への懸念が和らぎ、21日の欧米市場は堅調だった。英国の主要な株価指数は過去最高値を更新し、米ダウ工業株30種平均は約2カ月ぶりに終値として2万5000ドル台を回復した。こうした流れを引き継ぎ、22日の東京市場でも製造業銘柄の一角などに買いが入った。


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