2018年5月21日 18:14 | 無料公開
週明け21日の東京外国為替市場は円安ドル高が進み、円相場は一時1ドル=111円39銭を付けた。1月中旬以来、約4カ月ぶりの円安水準となった。
午後5時現在は、前週末比46銭円安ドル高の1ドル=111円35〜37銭。ユーロは43銭円高ユーロ安の1ユーロ=130円56〜60銭。
米中貿易摩擦が改善するとの楽観的な見方が広がり、安全資産とされる円売りドル買いが優勢となった。日経平均株価が約3カ月半ぶりに2万3000円台を回復したことも投資家の積極姿勢を誘った。
市場では「米長期金利が時間外取引で一時上昇したことも影響した」(外為ディーラー)との声が聞かれた。