2018年5月21日 11:44 | 無料公開
週明け21日午前の東京株式市場は、米中貿易戦争の回避を期待する買いが優勢となり、日経平均株価(225種)は続伸して、一時約3カ月半ぶりに2万3000円を回復した。円相場が一時1ドル=111円台に下落したことも株式市場の買い材料となったが、利益確定の売りも根強かった。
午前終値は前週末終値比112円18銭高の2万3042円54銭。東証株価指数(TOPIX)は3・59ポイント高の1818・84。
米中貿易協議で、米国の対中赤字を削減することで合意。中国が米国の製品やサービスの購入を大幅に増やすとした。米中の貿易摩擦への警戒感が和らいだ。