働き方法案、4党が修正に合意 今国会で成立の見通し強まる

働き方改革関連法案を巡り、会談する自民、公明両党と日本維新の会の実務者ら。右手前から2人目はあいさつする田村元厚労相=21日午前、国会

 安倍晋三首相が今国会の最重要課題と位置付ける働き方改革関連法案を巡り、自民、公明両党と日本維新の会、希望の党の4党実務者らが21日午前、法案修正の合意に向けた最終調整のため国会内で会談。焦点となっている「高度プロフェッショナル制度(高プロ)」の一部修正などで合意した。今国会中に成立する見通しが強まった。

 各党の党内手続きを経て、同日中にも正式合意する見通し。与党は23日に衆院厚生労働委員会での採決に持ち込みたい考え。

 同委員会の与党筆頭理事を務める田村憲久元厚労相(自民)らが出席。協議後、田村氏は「党内手続きがあるが、実務者の間ではまとまった」と話した。


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