司法妨害捜査、9月終結の見通し 7月にトランプ氏聴取か

 【ワシントン共同】米紙ニューヨーク・タイムズは20日、トランプ政権のロシア疑惑に絡み、トランプ大統領の弁護士を務めるジュリアーニ元ニューヨーク市長の話として、モラー特別検察官によるトランプ氏への司法妨害疑惑の捜査は9月1日までに終わる見通しだと伝えた。モラー氏が要請している直接聴取にトランプ氏が応じるのが条件とみられる。

 ジュリアーニ氏は6月12日の米朝首脳会談前に聴取に応じるのは不可能だとして「聴取は(7月4日の)独立記念日前後になるだろう」と述べた。司法妨害の捜査終結後も2016年大統領選へのロシアの干渉を巡る捜査は続く見通し。


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