福井の米いちほまれ、本格販売へ コシヒカリの後継

新銘柄米「いちほまれ」の田植えをする市民ら=19日午後、福井市

 コシヒカリを開発した福井県が、その後継と位置付ける新銘柄米「いちほまれ」の田植え式が19日、福井市内で開かれた。いちほまれは昨年から栽培を開始。今年は生産量を5倍に増やし本格販売を始める予定で、9月中旬にも店頭に並ぶ。

 式では西川一誠知事が「日本一の米を全国に売り込みましょう」とあいさつ。地元の幼稚園児ら約160人が泥だらけになりながら苗を植えた。今年は県内の農家約380戸が計約3千トンを生産する見込みで、首都圏や関西、名古屋周辺などで販売する。

 いちほまれは「日本一おいしく誉れ高い米になるように」と命名された。


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