三菱UFJ、85店舗統廃合へ 不採算で、特別損失400億円

三菱UFJ銀行本店=1日、東京都千代田区

 三菱UFJフィナンシャル・グループが、傘下銀行の不採算の国内85店舗程度を今後3年間で統廃合する方向で検討していることが27日、分かった。全515店舗の2割弱に当たる。統廃合に伴い、2018年3月期連結決算で400億円規模の特別損失を計上する見通しだ。

 傘下の三菱UFJ銀行は、スマートフォンを使った取引の増加や来店客数の減少で赤字となった店舗のコスト削減が課題となっている。策定中の18〜20年度の新たな中期経営計画で、店舗統廃合を含む構造改革の具体像を示す。


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