信濃毎日新聞の連載に大賞 科学ジャーナリスト会議

 日本科学技術ジャーナリスト会議は25日、優れた科学報道や著作に贈る今年の「科学ジャーナリスト大賞」に、薬物やギャンブルなどの依存症について多角的に取り上げた信濃毎日新聞社の連載「つながりなおす 依存症社会」を選んだと発表した。

 連載は小松恵永氏らの取材班が担当。当事者や家族の思い、回復を支える取り組みなどを2017年に半年間、掲載。同会議は「見落としがちな依存症のさまざまな側面を、医学的な見地を含めて丁寧に表現。幅広い取材に基づく秀逸な報道だ」と評価した。

 「科学ジャーナリスト賞」には、文筆家川端裕人氏の著作「我々はなぜ我々だけなのか」など3件を選んだ。


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