働き方法案、27日審議入り 自公幹事長が方針、野党は反発

一部の野党が欠席して開かれた衆院予算委理事懇談会=25日午前

 自民党の二階俊博、公明党の井上義久両幹事長は25日、東京都内で会談し、安倍政権が今国会の最重要法案に位置付ける働き方改革関連法案について、27日に衆院本会議を開き、審議入りさせる方針を確認した。今国会中の成立を目指し、国会が正常化しなくても審議に入る構えだ。野党は前財務事務次官のセクハラ疑惑などを踏まえて麻生太郎財務相の辞任を要求、国会審議を拒否しており、与党側の強硬姿勢に反発を強めた。

 参院予算委員会は理事懇談会を開き、安倍晋三首相が出席する集中審議の26日開催を正式決定した。民進党などの野党理事は欠席した。


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