NY原油続伸、68ドル後半 3年4カ月ぶり高値

 【ニューヨーク共同】週明け23日のニューヨーク原油先物相場は続伸し、指標の米国産標準油種(WTI)の6月渡しが前週末比0・24ドル高の1バレル=68・64ドルと2014年12月以来、約3年4カ月ぶりの高値で取引を終えた。

 朝方は、外国為替市場でドルが主要通貨に対して上昇し、ドル建ての原油先物に割高感が出たため、売りが先行した。その後は、中東情勢の緊迫化への警戒感が意識されて買い戻され、取引終了間近にプラスに転じた。


  • LINEで送る