マンガ大賞に板垣巴留さん 受賞作は「BEASTARS」

 全国の書店員や各界の漫画ファンが投票で選ぶ「マンガ大賞2018」は22日、板垣巴留さん(24)の「BEASTARS(ビースターズ)」(秋田書店)に決まった。

 受賞作は、擬人化された動物たちが通う学園が舞台の群像劇。肉食獣と草食獣が共存する世界の不安や葛藤、夢や希望を描き、多様で複雑な日常を考えさせる作風で人気という。2016年から「週刊少年チャンピオン」に連載中で、単行本は7巻まで刊行されている。

 板垣さんは1993年生まれ、東京都出身の女性。計100人が選考員として参加。当初は252作品が候補となった。


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