比嘉、具志堅両氏に沖縄県栄誉賞 ボクシング王者 

記者会見で笑顔を見せるWBCフライ級王者の比嘉大吾選手(左)と具志堅用高会長=5日、那覇市

 沖縄県の翁長雄志知事は20日、記者会見を開き、WBCフライ級タイトルマッチで2度目の防衛に成功した王者の比嘉大吾選手(22)と、所属ジムの会長で元世界王者具志堅用高氏(62)に県民栄誉賞を贈ると発表した。比嘉選手は同県浦添市、具志堅氏は石垣市の出身。授与式日程は今後調整する。

 比嘉選手は4日の防衛戦で15試合連続KO勝利の日本記録に並ぶなど「県民に夢と希望と誇りを与えた」ことが理由。具志堅氏は1976年にWBAライトフライ級で県出身初の世界王者となり、13連続防衛の日本記録をつくった。当時、県に栄誉賞制度がなく、比嘉選手とともに授与することにしたという。


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