小平、500メートル「金」 スピード女子初の快挙、平昌五輪 

 【平昌共同】平昌冬季五輪第10日の18日、スピードスケート女子500メートルで小平奈緒(31)=相沢病院=が初優勝した。金メダルは日本スピード勢で女子初の快挙で、1998年長野五輪男子500メートルの清水宏保と合わせ二つ目。日本の冬季五輪通算は12個となった。

 今大会ではフィギュア男子の羽生結弦(23)=ANA=に続いて2個目の「金」で、メダル数は最多だった長野五輪の10個に並んだ。日本選手団主将を務める小平は2010年バンクーバー五輪の団体追い抜きと今大会の1000メートルで銀メダルを獲得しており、3度目の表彰台となった。

 小平は前回ソチ五輪の後、本場オランダに留学するなどして急成長した。1000メートルで昨年12月に世界記録を樹立し、500メートルは昨季から国内外で25レース無敗となった。


  • LINEで送る