国際忍者学会が発足 三重・伊賀に国内外の研究者集結 

三重県伊賀市で開かれた、国際忍者学会設立の大会=17日午後

 忍者研究のネットワークづくりを目指そうと三重大が呼び掛けた国際忍者学会が17日に発足、国内外の研究者らが集まった大会が三重県伊賀市で開かれた。

 大会には、韓国やスペイン、英国など海外の大学教授らを含む約200人が参加した。敵地での情報収集でストレスにさらされる忍者の携帯食には、リラックス効果のある生薬が含まれていたといった研究成果が発表された。

 会長には忍術書を現代語訳した著書のある山口県岩国市の医師中島篤巳さん(73)が就任。学会は今後、定期的に大会を開くほか、学会誌を年1回発行する。忍者に関心があれば、誰でも入会を申し込める。


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