将棋、藤井五段が羽生二冠と対戦 中学生初V目指す、朝日杯 

 中学生初の将棋公式棋戦優勝を目指す藤井聡太五段(15)と第一人者の羽生善治二冠(47)が対戦する朝日杯オープン戦本戦準決勝が17日、東京都千代田区で行われた。

 最多の29連勝を達成した最年少プロと、初の永世七冠を成し遂げ、国民栄誉賞を受賞したトップとの対戦。両者は公式戦初対戦で、非公式戦では1勝1敗となっている。

 公開対局となった会場には、約600人のファンが詰め掛けた。緊張感漂う中、藤井五段の先手番で始まり、2人は引き締まった表情で指し進めた。

 全棋士参加の朝日杯は、持ち時間各40分の早指し棋戦。藤井五段が羽生二冠に勝てば、同日午後の決勝に進出する。


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