別府温泉で「熱海の湯」いかが 熊本地震きっかけに交流 

 大分県別府市の市営温泉施設「海門寺温泉」は17日、静岡県熱海市の温泉の湯を湯船に入れ、住民らに無料開放した。2016年4月の熊本地震後、別府市は復興支援の恩返しで全国各地に湯を届ける事業を実施しており、交流が深まっている。

 別府市は17年4月から湯を届ける事業を開始。何らかの形で復興支援に関わった地域にある施設などに温泉の湯を配送してきた。届けた地域の湯が届くのは、群馬県の草津温泉に続き2回目。

 今回は、今月15日に熱海市の足湯施設「家康の湯」に別府の湯を届けた帰りに、熱海の湯約1万1千リットルをトラック2台で運んだ。


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