西宮市長、改めて記者を批判 「殺すぞ」発言に関連し 

記者会見する兵庫県西宮市の今村岳司市長=19日午前、西宮市役所

 兵庫県西宮市の今村岳司市長は19日の定例記者会見で、取材中の読売新聞記者に「殺すぞ」と発言した問題に関連し、取材で自宅を訪ねてきた記者の行動を「明らかに適正、公正ではない」と改めて批判し、「私有地に数十分間何もせずとどまることは一般的には変質者」と話した。

 今村市長は今年5月の任期満了で退く意向を示しているが、早期辞職については「毛頭ない」と拒んだ。「殺すぞ」との発言に対し、市民や市議会から批判が出ていることには「大きく反省するところだ」と述べた。

 今村市長は記者について「度重なる退去の要請にも退去していただけなかった」と指摘した。


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