中国、住宅価格上昇都市が増加 昨年12月、抑制策の効果限定的 

 【上海共同】中国国家統計局が18日発表した2017年12月の新築住宅価格指数は、主要70都市のうち57都市で前月に比べて上昇した。上昇した都市は11月と比べて7都市増えた。住宅価格の高騰を抑えるために各地方政府が強化している購入抑制策は、効果が限定的なようだ。

 下落したのは7都市で、11月より3都市少なかった。横ばいは6都市だった。

 都市別に見ると、天津や江蘇省の南京、無錫などが上昇に転じた。11月は横ばいだった上海も上昇した。一方、広東省の広州や深センは引き続き下落。北京は11月に続いて横ばいだった。


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