2018年1月17日 12:18 | 無料公開
長崎県は17日、母親の虐待を受けた10代少女が入所している養護施設名を、児童相談所が誤って文書で知らせてしまっていたと明らかにした。担当職員が施設の記載を消し忘れた。県は少女を別の施設へ移す手続きを取った。 児童相談所に相当する県こども・女性・障害者支援センターによると、施設へ避難中の少女について昨年7月、母親に送った入所費用に関する書類に、施設名の記載を残してしまっていた。 書類には施設名を記す欄があるが、虐待が疑われる事例では居場所を明かさないことになっている。書類送付時、黒塗りにするなどの措置を忘れたという。