2018年1月16日 18:34 | 無料公開
米軍空母艦載機の陸上空母離着陸訓練(FCLP)の移転候補地、鹿児島県・馬毛島(西之表市)で、漁業者らが開発会社「タストン・エアポート」(東京)に、買収した土地の登記抹消手続きをするよう求めた訴訟の判決で、鹿児島地裁は16日、請求を棄却した。 漁業者側は「入会権者全員の同意がなく、買収は無効だ」と主張したが、秋吉信彦裁判長は「入会権に基づく登記抹消を、原告らが個々に求めることはできない。登記による具体的な権利侵害も認められない」と判断した。 馬毛島は、種子島の西約12キロにある無人島。