大鵬の孫・納谷が白星デビュー 初場所、前相撲「緊張した」 

大相撲初場所の前相撲で朝東(左)を破り、白星デビューを飾った元横綱大鵬の孫、納谷=16日、東京・両国国技館

 大相撲初場所3日目の16日、東京都墨田区の両国国技館で新弟子らによる前相撲が始まり、史上2位の優勝32度を誇る元横綱大鵬(故人)の孫、納谷(17)=本名納谷幸之介、東京都出身、大嶽部屋=が白星デビューを飾った。

 強豪の埼玉栄高相撲部で活躍した納谷は188センチ、166キロの体格を生かし、朝東(高砂部屋)を一方的に突き出した。堂々たる取り口で力士としての第一歩を踏み出し「国技館はアマチュアの大会で何度か相撲を取ったことがあるが、雰囲気が全然違って緊張した。最初なので勝ててうれしい」と胸を張った。


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